「うさぎのうんちが繋がるように出ている」「粒の間に毛が見える」。換毛期のトイレで、数珠のようなうんちを見つけると心配になりますよね。毛が出ているから安心、あるいは病気だと、見た目だけで決めることはできません。
この記事は一般的な情報で、診断や治療を目的としていません。原因の判断、診断・治療、食事の調整など医療的な事項は、うさぎの診療経験がある獣医師へご相談ください。
うさぎのうんちが毛で繋がるのはなぜ?
うさぎは毛づくろいの際に、自分の毛を飲み込むことがあります。便に混じった毛が粒と粒の間に伸び、丸いうんちが毛でつながって見えることがあります。抜け毛が増える換毛期には、毛づくろいやお手入れの様子も一緒に振り返りましょう。
ただし、「毛でつながるうんち=特定の病気」ではありません。また、毛が便に出ていることだけで、おなかの中の状態や安全性は分かりません。「換毛中だからいつものこと」と片づけず、食べ方や動きにも変化がないか確認することが大切です。
換毛期はうんちと食欲を一緒に確認
うさぎの換毛期のうんちは、つながり方だけでなく、その子の普段との違いを見ます。毛でつながった粒ばかりに目を向けず、ほかの便や食事の様子も短時間で確認しましょう。
- 牧草の食べぐあい:口を動かすだけでなく、実際に食べているか。ペレットや好物だけに偏っていないか。
- ほかのうんち:普段の丸い粒も出ているか。小さい粒が増えたり、全体の量が減ったりしていないか。
- 水と動き:普段どおり水を飲むか、動くか。うずくまるなど、いつもと違う姿勢がないか。

毛でつながった便が何度も見られる場合は、食べているように見えても獣医師へ相談してください。普段の観察の基本は、うさぎのうんちで健康チェック|毎日見たい5つのポイントでも紹介しています。
換毛期に見直したい日常のお手入れ
ブラッシングは、その子が嫌がらない範囲で短時間ずつ行い、抜け毛を取り除きます。強くこする、毛を引っ張る、無理に押さえつけて長く続けることは避けましょう。道具の選び方や手入れの方法に迷うとき、皮膚に気になる変化があるときは獣医師へ相談してください。
床や寝床にたまった抜け毛を掃除し、普段の牧草と新鮮な水を口にしやすい場所へ置きます。急な食事変更や、毛玉対策をうたう薬・サプリの使用は自己判断で行わず、獣医師へ相談しましょう。お手入れをしたから大丈夫と考えず、食欲と便の変化も確認します。
獣医師へ伝えたい変化と記録
便を見つけた時刻、何回見られたか、いつから抜け毛が増えたかをメモします。掃除の前に、便全体と毛でつながった部分を写真に残すと、様子を伝えやすくなります。最近のブラッシング、食事の変更、最後に普段どおり食べた時刻も、分かる範囲で整理しましょう。
食欲が落ちた、元気がない、便が減った・出ない場合は、記録をそろえるために待たず、速やかに動物病院へ連絡してください。受診の必要性や受診までの対応は獣医師に判断してもらいます。家庭で薬を使ったり、食べ物や水を無理に与えたりする前に相談しましょう。
参考資料
ラビログで換毛期の「いつも」を残す
公開準備中のうさぎの健康管理アプリ「ラビログ」は、うんちの写真によるカウントと、ごはん・動き・換毛などの記録を通して、普段の様子を振り返るお手伝いをします。毛でつながったうんちを見つけた日の気づきも、食事や動きの記録と一緒に残すことで、獣医師へ経過を伝える手がかりになります。
ラビログの記録や解析は、診断や受診判断の代わりではありません。気になる変化はアプリの結果を待たず、獣医師へご相談ください。ラビログでできることもご覧ください。
