「掃除をしてから、うんちを一つも見ていない」「いつもはたくさんあるのに、今日は出ていない」。うさぎがうんちをしない、うさぎのうんちが出ないと気づいたときは、長く様子を見続けず、うさぎの診療経験がある動物病院へ連絡してください。

うんちが出ない背景は一つではなく、見た目やインターネットの情報だけで原因や病気を判断することはできません。この記事では、診断や治療ではなく、獣医師へ相談するまでに確認しておきたい事実を整理します。

うさぎのうんちが出ないときは待たずに相談

「まだ数時間だから大丈夫」と一律に判断することはできません。最後に普段どおりのうんちを確認した時刻が分からない場合や、少量しか見つからない場合も、そのことを含めて動物病院へ伝えましょう。

夜間や休診日で、かかりつけ医につながらないときは、うさぎを診療できる救急病院へ電話してください。受診までの過ごし方や移動方法についても、電話で獣医師の指示を受けます。

一緒に確認したいサイン

うんちだけでなく、次の様子も短時間で確認します。

  • 牧草やペレットを食べたか、好物にも反応しないか
  • 水を飲んでいるか
  • 普段どおり動くか、じっとしたままではないか
  • 背中を丸めてうずくまる、歯を強く鳴らすなど、いつもと違う姿勢や行動がないか
  • おなかが普段より張って見えないか
  • 出なくなる前に、うんちが急に少なくなったり小さくなったりしていないか
  • 水っぽい便、粘液や血のようなものが見られないか

食べない、元気がない、苦しそうといった変化が重なっている場合は、その点を電話の最初に伝えてください。見た目だけで緊急度を決めず、獣医師に判断を仰ぎます。

獣医師へ伝えるために確認すること

動物病院へ連絡するときは、最後に普段どおりのうんちを見た時刻、最後に食べた時刻と内容、水分、動きや姿勢を分かる範囲でまとめます。最近の食事変更、誤って口にした可能性があるもの、換毛、服用中の薬、通院歴も伝えられるようにしましょう。

トイレや少量のうんち、食べ残しを写真に残すと、時間の経過を説明しやすくなります。うんちを持参するか、どう保管するかは病院へ確認してください。

飼い主側へ向けたノートに時刻、牧草、水、動きを記録しながら、少し困った表情で動物病院へ電話する飼い主とグレーのうさぎのイラスト

自己判断で行わないこと

うさぎのうんちが出ないときの対処法を検索すると、薬、強制給餌、腹部へのマッサージなどが紹介されることがあります。しかし、原因を確認しないまま行うと負担になる可能性があります。人用の薬や手元に残った薬を与えたり、食べ物や水を無理に口へ入れたり、腹部を強く触ったりしないでください。

家庭で何かを試してから連絡するのではなく、先に獣医師へ相談し、指示されたことだけを行います。普段の牧草と水は口にしやすい場所へ置き、静かな環境を保ちながら、無理に食べさせず受診の準備をしましょう。

夜間・休診時に備えておくこと

体調が落ち着いている日に、かかりつけ医の診療時間、時間外の連絡方法、うさぎを診療できる救急病院までの移動手段を確認しておくと安心です。キャリー、タオル、記録をすぐ持ち出せる場所へまとめておきましょう。

ラビログの記録を受診時の説明に役立てる

ラビログでは、うんちの写真や食事、動きなどの毎日の様子を記録できます。普段の記録は、「いつから、何が、どのように違うか」を獣医師へ伝える手がかりになります。

ラビログの記録や解析は診断ではなく、受診の要否を決めるものでもありません。うさぎがうんちをしない・出ないなど気になる変化がある場合は、アプリの結果を待たず獣医師へご相談ください。

参考資料